消化器外科

吉田 和弘
科長
吉田 和弘

「消化器」は、食べものを消化・吸収する臓器で、胃腸や肝臓などがあります。「消化器外科」は、消化器の病気を手術で治療するところで、食道外科・胃外科・大腸外科・肝臓外科などがあります。岐阜大学病院の消化器外科は、それぞれの分野に専門の外科医がそろっており、がんの手術が多いのが特徴です。がん検診や健康診断のほかに地域の診療所や総合病院の検査で発見された消化器がんの治療を行っています。一人ひとりの患者さんに最善を尽くすため、事前のカンファレンスで真剣に議論しながら、治療方針や手術術式を決めています。かかりつけ医や紹介医との連携を大切にしていますので、紹介状を持参していただければ、安心して治療が受けられます。

主な疾患・診療内容

食道がん

飲酒と喫煙に関係あるのが「食道がん」です。食道の粘膜がただれて硬く狭くなるので、熱いものを飲んだときに「しみる感じ」、硬いものを食べたときに「つかえる感じ」があります。治療は手術・抗がん剤・放射線があり、患者さんの状態や病気の状態を考慮して決めます。手術は頸部・胸部・腹部の3か所を切り、手術後は集中治療室 (ICU) で人工呼吸器をつけて管理する大がかりな手術です。最近は、内視鏡で切除できる早期がんが増えています。

食道がん

飲酒と喫煙に関係あるのが「食道がん」です。食道の粘膜がただれて硬く狭くなるので、熱いものを飲んだときに「しみる感じ」、硬いものを食べたときに「つかえる感じ」があります。治療は手術・抗がん剤・放射線があり、患者さんの状態や病気の状態を考慮して決めます。手術は頸部・胸部・腹部の3か所を切り、手術後は集中治療室 (ICU) で人工呼吸器をつけて管理する大がかりな手術です。最近は、内視鏡で切除できる早期がんが増えています。

胃がん

過去、日本人に最も多いのが「胃がん」でした。2016年がん罹患数では2位となりました。手術はがんのある場所や大きさによって異なり、胃の3分の2を切除する「胃切除」と、胃の全部を摘出する「胃全摘」があります。半数が早期がんで、小さなきずで手術する「腹腔鏡手術」、手術をせずに切除する「内視鏡治療」があります。近年は早期発見されることから内視鏡治療で完治するケースも多くなりました。また腹腔鏡手術は「患者さんにやさしい手術」とも言われ、手術後の痛みが軽い・回復が早い・入院期間が短い・社会復帰が早いなどのメリットがあり、患者さんに好評です。

胃がん

過去、日本人に最も多いのが「胃がん」でした。2016年がん罹患数では2位となりました。手術はがんのある場所や大きさによって異なり、胃の3分の2を切除する「胃切除」と、胃の全部を摘出する「胃全摘」があります。半数が早期がんで、小さなきずで手術する「腹腔鏡手術」、手術をせずに切除する「内視鏡治療」があります。近年は早期発見されることから内視鏡治療で完治するケースも多くなりました。また腹腔鏡手術は「患者さんにやさしい手術」とも言われ、手術後の痛みが軽い・回復が早い・入院期間が短い・社会復帰が早いなどのメリットがあり、患者さんに好評です。

大腸がん

2016年男女計で罹患数が1位になることが予測されているのが大腸がんです。また死亡数においても2位になることが予測されており、食生活の欧米化に伴い増加しています。胃がん同様に内視鏡治療が進歩しており、手術することなく完治することも多いです。またいち早く腹腔鏡手術も保険収載され多くの施設で多く行われるようになっています。大腸がんは結腸がんと直腸がんに分類されることもあり、直腸がんの方が結腸がんに比べて予後が悪いとされています。しかし大腸がんは術後補助化学療法が確立されていますし、局所進行・再発大腸がんにおいても抗癌剤および分子標的薬剤など目覚ましい進歩のため手術できない患者さんが手術可能となることも多く、完治が期待できる時代となりました。

大腸がん

2016年男女計で罹患数が1位になることが予測されているのが大腸がんです。また死亡数においても2位になることが予測されており、食生活の欧米化に伴い増加しています。胃がん同様に内視鏡治療が進歩しており、手術することなく完治することも多いです。またいち早く腹腔鏡手術も保険収載され多くの施設で多く行われるようになっています。大腸がんは結腸がんと直腸がんに分類されることもあり、直腸がんの方が結腸がんに比べて予後が悪いとされています。しかし大腸がんは術後補助化学療法が確立されていますし、局所進行・再発大腸がんにおいても抗癌剤および分子標的薬剤など目覚ましい進歩のため手術できない患者さんが手術可能となることも多く、完治が期待できる時代となりました。

肝臓がん

B型肝炎、C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎や肝硬変が進むと肝臓がんになります。近年ではアルコール性肝炎、脂肪肝から発生する肝臓がんも増えています。治療はがんの数や大きさによって手術・ラジオ波焼灼療法・カテーテル治療(TAE)・抗がん剤治療を選択します。手術はがんのある肝の切除を行います。肝臓がんは症状がないので、肝炎ウイルス陽性の人(キャリアー)は、定期的な検査(血液検査、腹部超音波検査、CT、MRI)を受けるように勧められています。

ウイルスと関係あるのが「肝臓がん」です。B型とC型の肝炎ウイルスがあり、慢性肝炎や肝硬変が進むと肝臓がんになります。治療には手術・焼灼 (RFA ・ MCT) ・凍結・肝動脈塞栓・アルコール注入などがあり、肝臓の状態や病気の状態を見て選択します。手術はがんがある領域の肝臓を切除します。肝臓がんは症状がないので、肝炎ウイルス陽性の人(キャリアー)は、定期的な検査(血液検査・超音波検査・CT検査)を受けるように勧められています。

肝臓がん

B型肝炎、C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎や肝硬変が進むと肝臓がんになります。近年ではアルコール性肝炎、脂肪肝から発生する肝臓がんも増えています。治療はがんの数や大きさによって手術・ラジオ波焼灼療法・カテーテル治療(TAE)・抗がん剤治療を選択します。手術はがんのある肝の切除を行います。肝臓がんは症状がないので、肝炎ウイルス陽性の人(キャリアー)は、定期的な検査(血液検査、腹部超音波検査、CT、MRI)を受けるように勧められています。

ウイルスと関係あるのが「肝臓がん」です。B型とC型の肝炎ウイルスがあり、慢性肝炎や肝硬変が進むと肝臓がんになります。治療には手術・焼灼 (RFA ・ MCT) ・凍結・肝動脈塞栓・アルコール注入などがあり、肝臓の状態や病気の状態を見て選択します。手術はがんがある領域の肝臓を切除します。肝臓がんは症状がないので、肝炎ウイルス陽性の人(キャリアー)は、定期的な検査(血液検査・超音波検査・CT検査)を受けるように勧められています。

膵臓がん

膵臓がんは年々増加傾向で、2014年がん統計では肝臓がんを抜き死亡原因の4位となりました。発見しづらく治療の難しいがんのひとつですが、医療技術の進歩とともに治療成績も向上しています。切除可能な膵癌に対しては、手術で病巣を取り除き、その後抗がん剤治療を行うことが標準治療となっています。手術はがんの部位により、「膵頭十二指腸切除術」「膵体尾部切除術」を行います。

膵臓がん

膵臓がんは年々増加傾向で、2014年がん統計では肝臓がんを抜き死亡原因の4位となりました。発見しづらく治療の難しいがんのひとつですが、医療技術の進歩とともに治療成績も向上しています。切除可能な膵癌に対しては、手術で病巣を取り除き、その後抗がん剤治療を行うことが標準治療となっています。手術はがんの部位により、「膵頭十二指腸切除術」「膵体尾部切除術」を行います。