DEPARTMENT

部門紹介

んゲノム診療部門

cancer genome examination

受診・検査の流れ

遺伝子パネル検査の流れ
当院に通院中の方

直接主治医にご相談ください。

他院に通院中の方

患者さん方の患者さんからの直接の予約は受け付けておりませんので、主治医の先生から当院総合患者サポートセンターへがん遺伝子検査外来の予約をお願いいたします。

注意事項

  • 他院に通院中の方は、がん遺伝子検査相談を受ける際に病理検体が必要です。受診の際にご持参ください。
  • がんゲノム医療外来は担当医との調整により受診日が決まりますので、お時間をいただく場合があります。ご了承ください。
  • 現在の主治医と相談できない場合、当院の診療科を受診いただければ、がん遺伝子検査外来対応診療科をご紹介することもできます。
外来受診から検査までの流れ
保険診療(NCCオンコパネル検査・FoundationOne・FoundationOneLiquid・GenMine TOP・Guardant360)
予約
主治医に相談し、検査の説明を受ける
受診・検査
指定された日時に受診
検査の同意書に署名後、採血
解析・検討期間(約1ヶ月)
病理検体および採取された血液からDNAを抽出して品質を確認し、検査可否を判断
次世代シーケンサーを用いて遺伝子解析を実施
検査結果判明後、エキスパートパネル(専門家による検討会)で治療方針を検討
結果
検査結果の説明を受け、治療方針を決定
検査後の治療について
  • 現在、保険診療で認められている標準治療が行われている患者さんは、その標準治療が優先され、遺伝子検査の結果に基づく治療は全ての標準治療が終了した後の選択肢として考慮されます。
  • 遺伝子検査の結果、現在行われている治験に登録が可能と考えられた場合、その治験を実施している病院をご紹介します。
  • 遺伝子検査の結果、効果が期待される薬剤の情報が得られた場合、「保険適応外として自費診療で治療を行うことになります。」、しかし、自費診療と保険診療は並行して行うことは基本的に認められておらず、自費診療の場合、治療費が高額となり治療継続に関しては担当医との相談を要します。一方、その薬剤による治療が先進医療としてすでに承認されており、他施設において既に実施されている場合は、その先進医療実施病院を紹介して、自費診療と保険診療を並行して治療を行う可能性が考えられます。遺伝子検査を実施しても、治療薬の選定に有用な情報が何も得られない可能性もあります。
  • 遺伝子検査の結果に基づいて治療を行っても、十分な治療効果が得られない可能性もあります。
  • がん遺伝子検査は、あくまで主治医の判断に必要な情報を提供するものであって、がん遺伝子解析の結果が、主治医の判断よりも優先されることはありません。