Career

女性医師へのキャリア支援

わたしたち岐阜大学皮膚科学教室ははたらく女性医師を応援します

女性皮膚科医の人数が年々増加する中、女性医師の妊娠・出産・育児といったライフイベントの際に安心して働き続ける環境を作ることは、日本における皮膚科学の発展のためにも重要な課題と考えています。
岐阜大学医学部・同附属病院では、2009年10月に第4代目の皮膚科教授である清島真理子先生を中心として、女性医師の勤務環境の整備と医師としてのキャリアアップの充実を目的に、女性医師就労支援の会を発足しました。
岐阜大学皮膚科学教室ではその理念の下、女性医師が様々なライフイベントの際に仕事と家庭を両立できるように、全力でサポートしております。

女性医師の皆さん、私たちと一緒に岐阜大学皮膚科学教室で生き生きと活躍してみませんか?

わたしたち岐阜大学皮膚科教室ははたらく女性医師を応援します
わたしたち岐阜大学皮膚科教室ははたらく女性医師を応援します

Welfare

充実のサポート制度

岐阜大学として以下のような取り組みを行っています。その他にも、個別の事情に応じたサポートを柔軟に行い、長期的なキャリア支援に取り組んでいます。

出産・育児休暇明けの復帰

休暇明け直後は精神的にも体力的にも出産前と同じように勤務することが難しいこともあります。このような場合には大学病院や関連病院では時短勤務制度があります。
また、大学院生は時間に余裕があるため、大学院で専門的に勉強しながら妊娠出産を経験するのも良いかと思います。当直はしばらくの間免除されます。しかしながら出産などのライフイベントは個人によって大きく異なるため、それぞれの事情に応じて皮膚科医としてキャリアが途切れることが無いように医局全体でサポートいたします。復帰の際はそれぞれが安心して働き続けられるようにいろいろな働き方を提案いたします。

出産・育児休暇明けの復帰

保育サービスについて

岐阜大学では敷地内に岐阜大学保育園(ほほえみ)があり、平日は通常7時30分から18時30分まで、土曜日は7時30分から13時30分までお子さんを預かってもらえます。さらに平日であれば20時まで延長できる特別保育サービスもあります。
また、岐阜大学医学部附属病院保育所(なかよし)では、夜間保育・休日保育・病児病後児保育も行っております。これらサポートを多くの先輩女性医師が利用し安心して働いてもらっています。

保育サービスについて

夏休み中の学童サービスについて

仕事を持っている女性にとって、子供たちの長い夏休みをどう過ごさせるか、とても悩ましいかと思います。
岐阜大学では育児中の職員の子供を対象として、「夏休みお留守番部屋」及び「キッズサマースクール」を開催しており、皆さんで一緒に宿題をやったり職業体験をしたりと、充実した夏休みを過ごしてもらえるように工夫しています。

夏休み中の学童サービスについて

Voice

女性医局員の声

太和田 知里

医員(非常勤)

太和田 知里Tawada Chisato

沢山の方々に助けていただき、子育てと仕事の両立ができました

岐阜大学皮膚科学教室に入局して20年が経過しました。研修、臨床、研究、学会発表など沢山の経験をさせていただき、心から感謝しています。入局6年目で第一子が生まれ、産休中に皮膚科専門医を取得しました。入局8年目には第二子も生まれ、出産後に大学院で研究をして博士号を取得しました。
医師として勉強すべき時期と子育てが大変な時期は重なることも多いと思いますが、子育て期間中ということを考慮して、病棟医長や外来医長の先生方は、日勤や当直なども働きやすいようにシフトを考えてくださいました。岐阜大学保育園(現在平日は7時30分から20時00分までの保育)・ファミリーサポート・両親など、本当に多くの方に助けていただきました。

子供たちも沢山の人から愛情を受け、多くの事を学びながら元気に育っています。色々心配しながらの子育てでしたが、現在14歳になった子供に聞いてみると「はじめは親と離れて寂しかったけど、社交性が身につき、社会のルールが分かり、沢山の友達と話せて良かった。」と言っています。

人とのつながりや仕事を通じて、日々新たな発見や感動がある場所です

私が入局を考えてみえる先生方に特に伝えたいことは、医局の雰囲気が温かいということです。教授の岩田先生はいつも笑顔で温厚、学生さんや研修医の先生にも教育熱心です。進めたい研究テーマは沢山あり、岐阜大学病院以外の病院に赴任しても、若い皮膚科の先生方には皮膚科専門医試験をオンラインで解説してくださる等、勉強・研究をする環境は整っています。
また周先生と水谷先生は優しくいつも私たちを気にかけてくださり、困った事があったら親身に相談に乗ってくださいます。後輩の先生方も誠実で勉強意欲が高く、私もどれだけ助けていただいたか分からないくらい助けてもらっています。私自身が入院した後から特に感じていることなのですが、医局及び病院スタッフを含め、皆優しく親切でとても温かいです。

皮膚科は、臨床もでき、病理や研究もできる奥深い学問です。皮疹から病気の機序を考えることができ、目で見て治療効果を患者さんと共有でき、喜びを分かち合えるのは皮膚科ならではだと思います。
人とのつながりや仕事を通じて、日々新たなる発見や感動があります。興味がある方は見学に来てくださいね。是非、私たちと一緒に働き共に成長しましょう!

太和田 知里
福井 ちひろ

医師

福井 ちひろFukui Chihiro

局員のみんなでバックアップし合える環境が整っています

妊娠中は、座って処置や手術をしたり、長時間の手術は外していただいたりと、体調を崩さないよう配慮いただき、産休に入るまで休むことなく働くことができました。
子供の急な体調不良で急遽仕事の休みをいただいたり早退させていただくこともありますが、バックアップ体制が整っており、代わりの先生に業務をお願いすることができ、感謝しております。

出産・育児に深い理解があり、育児についても相談しやすい職場です

当医局の職場は、出産・育児について先生方皆様とても深い理解があり、家庭を持つ女性医師にも働きやすい環境となっております。また、親としての先輩でもある先生方やコメディカルの方々がたくさんいらっしゃるので育児についても相談しやすいです。
子供にとって母親は自分ひとりであり、子供の成長はあっという間で一緒に過ごす時間も貴重です。当医局では子供との時間も大切にしながら仕事と両立し、キャリア形成していくことが可能な職場です。私も、限りある業務時間の中で謙虚な姿勢で前向きに仕事し、日々学んでいきたいと思っております。
皮膚科に興味をお持ちの女性医師の皆様、ぜひ一度見学にいらしてください。お待ちしております。

福井 ちひろ
女性局員の声
女性局員の声