医学研究・バイオバンク部門は、がんセンターのみならず岐阜大学医学部付属病院における医学研究にとって非常に重要な役割を果たします。その中心的役割を果たすのがバイオバンクです。これは、収集された生体試料（血液、組織）と関連する臨床情報やゲノム情報を保存・管理し、研究者がこれらの試料を利用して病気の原因解明や新たな治療法の開発を行うための基盤を提供するものです。これらの試料と情報をセンターとして一括管理することで、これからの全ゲノム解析時代に対応できる継続性のある公的バイオバンクとして運用することが可能となります。
当部門では診断の精度と効率の向上、教育と研修の強化、多職種連携による総合的診断の実施による病理診断の充実、それに基づく確実な診療に寄与できるよう努力しています。