学校現場のアレルギー対応に関する電子メール相談事業

目 的

学校現場では気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギーなど多くのアレルギー疾患の対応が必要となり、その対応については「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン(令和元年度改訂版)」や「学校給食における食物アレルギー対応指針」にまとめられています。しかし、特にアナフィラキシーをはじめとする生命に危険を及ぼす疾患を含めて、様々なアレルギー疾患への対応が必要となり、学校現場においても様々な検討すべき事象や問題点があると考えられます。学校現場の問題点を解決するために、専門的な助言などが必要な時に学校単位ないし教育委員会単位で電子メールを通じて相談を行いました。

相談の対象者

岐阜県内の公立学校の教職員ないし教育委員会職員

対象となる疾患

(アレルギー対策基本法に定められているアレルギー疾患)気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギー(食物アレルギーに関連したアナフィラキシーも対象に含みます)

期 間

令和2年10月1日~令和3年3月31日

連絡先

岐阜大学医学部附属病院アレルギーセンター学校現場のアレルギー相談専用メールアドレス(関係各所には別途案内します)
相談のメールに記載していただきたい点:学校名(教育委員会名)、相談の担当者名、役職、電子メールアドレス、連絡先電話番号、相談内容(出来るだけ具体的にお書きください。ただし個人名など個人情報に該当するような項目は原則として伏せて記載してください。)

注意事項

患者さん個人の診断をどうするかなどについては、主治医に患者さんが十分に相談する事を原則としており、今回の相談事業の対象とはしておりません。数日から1週間程度で回答をすることを前提としておりますが、多くの相談が寄せられた場合には、順次お答えしていくことになるかもしれません。(短時間に対応が必要な緊急事態についての相談への対応は困難です。)教育の現場にも正しい医学知識に基づいた適切な対応が普及することがこの事業の目的となりますので、結果的に大きな解決につながらなくても、小さな疑問でも良いので遠慮なくご連絡下さい。

岐阜大学アレルギーセンターについて

平成27年12月25日アレルギー疾患対策基本法が施行され、各県にアレルギー疾患医療拠点病院を設置することが決められました。平成30年5月25日付けで岐阜県から岐阜大学医学部附属病院が岐阜県アレルギー疾患医療拠点病院に選定されたことに伴い、平成30年8月1日付けで新たに中央診療施設として設置されました。今後は、複数の診療科及び医師、看護師、薬剤師、栄養士などの多職種と連携して、診療、情報提供、人材育成、研究、教育機関の対応への助言・支援等を積極的に行っていきます。

拠点病院の業務

拠点病院の業務として以下の内容があります。5の教育機関に対する医学的見地からの支援として今回のメール相談が行われています。

  • 重症・難治アレルギー疾患患者への診療科を超えた診断及び治療に関すること。
  • 患者、家族並びに地域住民に対する情報提供、講習及び啓発活動に関すること。
  • 医療従事者、保健師、栄養士、学校等職員への研修及び講習に関すること。
  • 県域の実情等の調査及び分析に関すること。
  • 教育機関に対する医学的見地からの支援に関すること。
  • その他、アレルギー疾患対策事業に関すること。

相談例

重度の牛乳アレルギーの児童が牛乳パックを洗う作業をしても良いか
アトピー性皮膚炎の児童のシャワー浴を求められているがどう対応すべきか
気管支喘息の生徒に掃き掃除をさせてよいかどうか

事業のまとめ

一定期間ごとに本事業の相談事例のうち個別の学校名や個人を特定できる情報を取り除いて、
他の学校関係者にもみていただけるようなまとめを作成する予定です。

この事業について

この事業は令和2年度厚生労働省のアレルギー疾患対策都道府県拠点病院モデル事業の中で実施しています。

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