レシピ紹介

2025.07.30

その他

芋ようかん

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栄養管理室から一言

さつま芋にはビタミンCや食物繊維などが豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンの合成に不可欠なビタミンです。コラーゲンは肌に張りを持たせたり、血管や粘膜、骨、筋肉などを丈夫にするなどの働きがあります。また、水溶性ビタミンのため加熱すると失われやすい性質がありますが、さつま芋の場合、ビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱しても壊れにくいとされています。
食物繊維には、水溶性と不溶性があります。水溶性食物繊維は、水に溶けてゼリー状になり、食後の血糖値の急激な上昇を抑えるなどの働きがあります。不溶性食物繊維は、水に溶けにくく便のかさを増やし排便をスムーズにします。さつま芋は不溶性食物繊維を多く含んでおり、皮ごと食べるとより多くの食物繊維を摂ることが出来ます。

材料(2人分)

さつま芋A:150g B:50g
※ A:下部 芋ようかん B:上部 寒天+角切りさつま芋
1000ml
焼きミョウバン7g
1000ml
クチナシの実1g
砂糖30g
100ml
粉寒天1.5g
150ml
イナアガーL2.0g
砂糖30g

作り方

  • Aのさつま芋は、皮を剥き3㎝程度の大きさに切りそろえる。Bのさつま芋は、皮付きのまま7㎜角程度の大きさに切りそろえる。
  • ボウルに水1000mlと焼きミョウバン7gを入れてミョウバン水を作り、AとBそれぞれさつま芋を5分程度漬けおきする。※ミョウバン水は、煮崩れを防ぎ、色を鮮やかに保ちます。
  • 2をそのまま大きめの鍋に移し下茹でする。A、Bがそれぞれつまようじが刺さるぐらいまで茹でて、一度ザルに取る。
  • クチナシの実をお茶パックに入れ、綿棒で叩き、実を割る。別の鍋に水1000ml、クチナシの実、AとBそれぞれさつま芋を入れて火にかけ、やわらかくなるまで煮る。※クチナシの実を加えることで鮮やかな黄色になります。
  • 《下部:芋ようかん》フードプロセッサーにAのさつま芋を入れ、砂糖30gを加え滑らかになるまで攪拌する。
  • 別の鍋に水100ml、粉寒天を入れ中火にかけ、沸騰してから2分程加熱し火から下ろす。
  • ボウルに5、6を混ぜ合わせて型にながし、冷蔵庫で冷やし固めておく。
  • 《上部:寒天+角切りさつま芋》7の容器にBの角切りにしたさつま芋を並べおく。
  • 別の鍋に水150mlを入れて、イナアガーLと砂糖を混ぜ合わせたものをダマにならないように入れてから中火にかける。沸騰してから2分程加熱し火から下ろす。8の容器にゆっくり入れて2層になるようにする。
  • よく冷却したあと食べやすい大きさにカットし盛り付ける。

栄養価計算(1人分)

  • エネルギー
    245kcal
  • たんぱく質
    1.2g
  • 脂質
    0.2g
  • 炭水化物
    63g
  • 食物繊維
    3g