大学病院×市中病院の
研修も可能
自由選択期間が9カ月
岐阜大学医学部附属病院では、大学病院ならではの高度専門医療と、市中病院での豊富な症例経験の両方を学ぶことができる「たすきがけ研修」を実施しています。
1年目でも2年目でも、あなたの希望に合わせて選択可能です。
たすきがけ研修とは
- 「たすきがけ研修」とは、2年間の初期臨床研修のうち、1年を大学病院、もう1年を地域の協力病院(市中病院)で研修するプログラムのことです。
- 大学病院の「高度で専門的な医療」と、市中病院の「頻度の高い疾患(コモンディジーズ)への対応」の両方を経験できる、まさに「いいとこ取り」の研修スタイルです。
- 大学病院での1年:専門性の高い症例、最新の知見、教育体制の充実。
- 市中病院での1年:圧倒的な症例数、救急対応、地域医療の実践。
岐阜大学医学部附属病院では、たすきがけ制度を利用した(追加)様々なコースを準備しております。
また、自由選択期間が9カ月もあるのが岐阜大学臨床研修の特徴です。
3年目の専門研修を選択するために、初期研修の2年目に悩まれる方を多く見かけます。
市中病院では選択期間が3か月程度しかなく、この短い期間に専門診療科を選ぶのは大変です。
大学病院では、自由選択期間が9カ月もあるので、希望診療科を長く選択したり、希望診療科と関連のある診療科を複数選択したりして、自分オリジナルの研修を行うことができます。
たすきがけ研修の特徴
柔軟な研修スタイルで、理想のキャリアを実現
大学病院では最先端の医療技術や希少疾患に触れ、アカデミックな視点を養います。一方、市中病院では救急対応やコモンディジーズなど、幅広い実践的スキルを磨くことができます。
当院では1年目に市中病院研修を行うパターンと、2年目に行うパターンの両方に対応。あなたのキャリアビジョンに合わせて選択できます。
多様なニーズに応える19の選択肢
岐阜大学医学部附属病院は、県内外の19の主要病院と強固な連携体制を築いています。
このネットワークの広さは、研修医にとって「選択肢の自由」と「将来のコネクション」に直結します。
研修モデルコース
岐阜大学病院プログラムは多彩なコースを有しています。2年間大学病院で研修するコースもあれば、1年間たすき掛けで市中病院において研修するコースもあります。
また、外科、救急、産婦人科、小児科など将来の専門診療科を見据えたコースもあります。研修医のニーズに合わせたコース選択が可能です。ここでは、様々なコースについて紹介します。
コース1
プログラムの特徴
-
大学病院を中心に2年研修するコースです。
-
9か月間、複数の協力施設・診療科に4週単位で研修できます。
- 例①:皮膚科
- 大学病院の皮膚科+A病院 皮膚科+B病院 皮膚科+A病院 形成外科
- 例②:社会医学
- 保健所、ぎふ綜合健診センター、岐阜県赤十字血液センターなど
-
大学ならではの研修が可能です。
- 例③:基礎医学
- 研究室で研究を並行しながら研修できます。
- 例④:病理部
- まれな疾患の病理、病理解剖を多数、経験できます。
こんな方におすすめ
- 大学病院を中心に研修したい。
- 基礎研究や病理など大学ならではの研修がしたい。
- 多種多様な診療科、病院で研修したい。
研修の一例
コース2(たすき掛けコース、大学病院先行)
プログラムの特徴
- 症例が豊富でcommon diseaseが中心の「市中病院」と豊富な指導医と高度な医療を提供する「大学病院」を1年ずつ研修できます。
- 大学病院1年→市中病院1年の順番で研修します。
こんな方におすすめ
- 大学病院も市中病院も研修したい。
- 1年目に指導医が豊富な大学で安心して研修したい。
- 1年目に志望診療科で研修したい。
内科志望の場合
こんな方におすすめ
- 指導医の多い大学病院でまずは学んで、その後、症例の多い市中病院で学びたい。
- 学生時代に慣れ親しんだ大学病院で研修し、環境に慣れてから市中病院で学びたい。
外科志望の場合
こんな方におすすめ
- 指導医の多い大学病院でまずは学んで、その後、症例の多い市中病院で学びたい。
- 学生時代に慣れ親しんだ大学病院で研修し、環境に慣れてから市中病院で学びたい。
- 2年目の研修内容は、1年目に志望科を研修したうえで、何科を研修するか決めたい。
整形外科志望の例
こんな方におすすめ
- 指導医の多い大学病院でまずは学んで、その後、症例の多い市中病院で学びたい。
- 学生時代に慣れ親しんだ大学病院で研修し、環境に慣れてから市中病院で学びたい。
- すでに志望科が決まっていて、最初に大学病院で志望科を研修したい。
- 2年目の研修内容は、1年目に志望科を研修したうえで、何科を研修するか決めたい。
コース3(たすき掛けコース、市中病院先行)
プログラムの特徴
- 岐阜大学病院プログラムの中で一番人気です。
- 症例が豊富でcommon disease が中心の「市中病院」と豊富な指導医と高度な医療を提供する「大学病院」を1年ずつ研修できます。
- 市中病院1年→大学病院1年の順番で研修します。
こんな方におすすめ
- 大学病院も市中病院も研修したい。
- 最初に市中病院でcommon diseaseを経験して、その後大学病院で最先端の治療を経験したい。
- 2年目に大学病院で研修することで、3年目以降の専門科研修への移行をスムーズにしたい。
- マイナー科志望の方は、特におすすめです。
内科志望の例
こんな方におすすめ
- 1年目に症例の多い市中病院でファーストタッチがしたい。
- 1年目に市中病院で手技を多く経験して、2年目に高度な医療を大学病院で経験したい。
- 2年目は、大学病院で専門研修を見すえた研修がしたい。
外科志望の例
こんな方におすすめ
- 1年目に症例の多い市中病院でファーストタッチがしたい。
- 1年目に市中病院で外科の経験をしたい。
- 1年目に市中病院で手技を多く経験して、2年目に高度な医療を大学病院で経験したい。
- 2年目は、大学病院で専門研修を見すえた研修がしたい。
整形外科志望の例
こんな方におすすめ
- 1年目に症例の多い市中病院でファーストタッチがしたい。
- 1年目に市中病院で手技を多く経験して、2年目に高度な医療を大学病院で経験したい。
- 2年目は、専門研修を見すえた研修が大学病院でしたい。
コース4(外科医エキスパートコース、急性期コース)
プログラムの特徴
- 外科医、救急医を養成するためのコースです。
- 大学病院を中心に2年研修するコースです。
- 急性期コースは、高次救命治療センターの医師とプログラムを相談できます。
- 9か月間、複数の協力施設・診療科に4週単位で研修できます。
こんな方におすすめ
- すでに、外科や救急科などへ進むことが決まっている。
- 将来、進む診療科が決まっており、気合と熱意も120%になる指導医のもと研修したい。
- 将来の進む診療科を見据えた研修がしたい。
1年目の研修ローテーション例
| 24週 | 12週 | 8週 | 4週 |
|---|---|---|---|
| 内科(必修) | 救急(必修) | 外科(必修) | 小児科(必修) |
2年目の研修ローテーション例
| 4週 | 4週 | 4週 | 36週 |
|---|---|---|---|
| 産婦人科(必修) | 精神科(必修) | 地域医療(必修) | 自由科目(選択科目) |
コース5
プログラムの特徴
- たすき掛け病院は、東濃地区(岐阜県立多治見病院、公立東濃中部医療センター、中津川市民病院)または飛騨地区(久美愛厚生病院)から選択します。
- 症例が豊富でcommon disease が中心の「市中病院」と豊富な指導医と高度な医療を提供する「大学病院」を1年ずつ研修できます。
- 市中病院1年→大学病院1年の順番で研修します。
こんな方におすすめ
- 東濃、飛騨地域の医師不足地域で地域医療を経験したい。
- 大学病院も市中病院も研修したい。
- 最初に市中病院でcommon disease を経験して、その後大学病院で最先端の治療を経験したい。
- 2年目に大学病院で研修することで、3年目以降の専門科研修への移行をスムーズにしたい。
岐阜大学病院 周産期プログラム
プログラムの特徴
- 産婦人科医、小児科医を育成するためのコースです。
- 産婦人科コースでは産婦人科が12週間、小児科コースでは小児科が12週間必修となります。
- 9か月間、複数の協力施設・診療科に4週単位で研修できます。
こんな方におすすめ
- すでに、産婦人科や小児科などへ進むことが決まっている。
- 将来の進む診療科が決まっており、気合と熱意も120%になる指導医のもと研修したい。
- 将来の進む診療科を見据えた研修がしたい。
研修分野と期間 産婦人科コース
1年目の研修ローテーション例
| 24週 | 12週 | 8週 | 4週 |
|---|---|---|---|
| 内科(必修) | 救急(必修) | 外科(必修) | 精神科(必修) |
2年目の研修ローテーション例
| 12週 | 4週 | 4週 | 28週 |
|---|---|---|---|
| 産婦人科(必修) | 小児科(必修) | 地域医療(必修) | 自由科目 |
研修分野と期間 小児科コース
1年目の研修ローテーション例
| 24週 | 12週 | 8週 | 4週 |
|---|---|---|---|
| 内科(必修) | 救急(必修) | 外科(必修) | 精神科(必修) |
2年目の研修ローテーション例
| 4週 | 12週 | 4週 | 28週 |
|---|---|---|---|
| 産婦人科(必修) | 小児科(必修) | 地域医療(必修) | 自由科目 |
セミナーのお知らせ
臨床研修医を対象としたセミナーを医師育成推進センター主催で月2回程度開催することとなりました。
このセミナーは主に初期研修医向けのセミナーと考えていますが、セミナー内容に興味をもたれる学生の方、後期研修医の方等もご参加いただけます。
内容等は以下のポスターをご覧いただきますようお願いします。
自由選択期間の活用
9ヶ月間の自由選択で、
あなたの未来を描く
当院の初期臨床研修では、2年間で9ヶ月間の自由選択期間を設けています。これは全国的に見ても長い期間です。
将来進みたい専門科をじっくり経験したり、複数の科をローテーションして視野を広げたり、あなたのキャリアプランに合わせて自由に設計できます。
自由選択の活用例
- 例1専門性重視型
-
「将来の専門科を決めている場合」
- 9ヶ月間のうち6ヶ月を希望する
診療科で研修 - 残り3ヶ月で関連する
診療科を経験 - メリット:
早期から専門的なスキルを習得
- 9ヶ月間のうち6ヶ月を希望する
- 例2幅広い経験型
-
「将来の方向性を模索中の場合」
- 気になる診療科を
1ヶ月単位でローテーション - 様々な分野を経験して
適性を見極める - メリット:
多角的な視点を養える
- 気になる診療科を
- 例3大学院進学準備型
-
「研究志向の強い場合」
- 臨床研修と並行して
研究活動に参加 - 大学院進学を見据えた
基礎研究の経験 - メリット:
臨床医・研究医両方の視点を獲得
- 臨床研修と並行して