治験薬管理について
(当院使用中の温度計)
治験薬管理室は、常時施錠し入室制限が行われ、室温・冷蔵庫内温度の徹底した管理が行われています。室内・冷蔵庫内の温度は校正済みの温度計で10分ごとにデジタル保存されており、温度計のトラブルに備え感熱紙での温度計測も実施しています。温度逸脱発生時には治験薬管理担当薬剤師の個人携帯にアラートメールが届くように設定されており、休日・夜間でも被害を最小限に食い止める対策がなされています。治験薬担当薬剤師は冷蔵庫、恒温機、温度計や感熱紙を毎日、朝・夕2回、異常がないかを確認します。
(治験薬管理庫)
治験薬の調剤・監査に関しては、治験薬管理担当薬剤師2名がダブルチェックで行います。
払い出しを行う際は、管理システムを用いて、被験者の薬歴・併用薬のチェック・治験薬残数などの確認を行い、問題ないと判断した場合のみ払い出しを行います。
また、在庫が実在庫と一致しなければ治験薬の払い出しは行いません。厳密な管理を心がけています。
(当院様式の治験薬管理表)
当院の治験薬管理システムは、入力された治験薬出納情報を基に、自動で治験薬管理表(全体・個人別)の作成が可能です。但し、依頼者指定の治験薬管理表がある場合には、そちらで対応することも可能です。状況に応じて臨機応変に管理表も使い分けています。
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